lyrics


98'

 

作詞・作曲 / 中嶋晟皓

 

何気なく過ぎたあの日々が 

やけに恋しくなったり

無意味にだべったあの場所は

もうなくなっていたり

「ずっと一緒と思ってた」

なんて聞き飽きた言葉を

ゴミ箱に投げ捨てたくなる

毎日でよかった さよなら

 

いま思うと君の何を知ってんだろう

長い時を共に過ごして

苦楽も乗り超えてきたつもり

ありがちな言葉で表してしまえば

青春の二文字で全て済んでしまう

ことがなんか嫌だった なんか嫌なんだ

 

それぞれの思いを背負って生きてく

形も匂いも違うからこその出会いだと

忘れた頃に思い出してくれ

僕らの物語は続く

 

帰り道自転車学生

胸に花をつけて笑って

過去のものにならぬように

怒られた後の夕暮れ

しつこいくらいに散る花びら

忘れないように なくさないように

 

さよならと出会いを繰り返してく

季節も命も限りあるから輝くだろう

なくしたことに気付けたのならば

まだまだ歌える

忘れてくれたって別にいいけど

たしかに僕らはここにいた